ハードルや敷居

家を建てるのに、建築家や設計事務所はハードルが高いとか、敷居が高いといわれます。オーダーメイドでお洋服をつくってもらうくらい大変なことに見えているようです。そのせいか、実際に私どもにお話をいただく客層は2極化しています。ハイステータス層、そしてローコスト層です。

私なりにその原因を考えてみると、最多数を締める中間層の方々は、ハウスメーカーや有名ビルダーに安心感(会社規模や他の方が建てている)や行きやすさを感じて、「○○ハウスで建てた」ことにステータスを感じているのではないでしょうか。

一方で、ハイステータス層の方々がなぜ建築家に頼むのかというのは、意匠性や最先端の知識を求めているだけでなく、ローコストにハイスペックのものが得られることを知っているのだと思います。お仲間に建築家が建てたという方がたくさんいらっしゃるので情報も豊富ですし、善し悪しの判断が自分の尺度で付けることができる自信があるので不安も少ないのです。

では、ローコスト層はというと、様々なメーカーに断られた方や、調べ切って辿り着く方が、何とかならないかと、最後の手段として選ぶのだと思います。

私どもはむやみにハードルや敷居をあげている訳ではありません。設計でもバリアフリーやノーマライゼーション、ユニバーサルデザインを心がけているのと同じように、なんでも話せる環境をつくりお話をお聞きするようにしています。

こういう状況ですが、多くの方が選択の巾を広げられるように、私どもも情報を発信して行かなければと思っております。情報が安心材料になればと。

来月のリノベセミナーを皮切りに、みなさまとお会いする機会をつくっていけたらと思っております。

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